三鷹市下連雀の生け花教室、生け花を学びたい方は草月流生け花クリエイト

花のささやき

 

花を長持ちさせるには…

花を長持ちさせる方法として、一般的な水揚げの方法と花によって違う特殊な水揚げの方法をいくつかご紹介します。

 

 

 

 

葉から水の発散を抑える

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■水切り 茎のなかに気泡が入らないように 水を入れたボウルの中で根元を2,3回切る。「ばら」などのお花の首が垂れてくったりしている時は、新聞紙で全体をしっかり包み たっぷりはった水の中で水切りしてそのまま2,3時間つけておきます。
■湯揚げ
(ダリア、菊)
グツグツ煮立ったお湯の中に切り口2,3cmのところまでを10秒くらいつけて湯揚げし、その後たっぷりはった水につけておきます。
■逆さ水 元気のない枝の全体を新聞紙で包み、花を下に向けて逆さまにして上からたっぷり水をかけます。その後も水の中に2,3時間つけて更に水切りします。
■滅菌 かびやバイ菌の繁殖をさけるため、 水を出来る限り頻繁に換えます。 弱りかけたら、すぐに茎を水切りし、滅菌にアルコール、明礬等を切り口に使用する

 

 

 

お花によって違う特殊な水揚げ法

■こでまり、雪柳、菊など ハサミを使うより、水の中で茎を手で折って枝のささくれた部分を多くしたり、根元をハサミや金槌で叩いて砕き、水に触れる面積を広げます。
■ライラック 茎の根元の皮をハサミで削って、切り口の中心にある白い芯を除きます。
■アジサイ、ポインセチア、
バラ、ガ-ベラ、アザミ
水切りした後、根元に「みょうばん」をすり込みます。切り口を黒く焦がします。
■ススキ 水切りの後、根元にお酢をつけます。(お酢の中で直接切るのが一番良いが、ハサミが錆びてしまうので、根元だけお酢につけるだけで良い
■イタヤもみじ、藤、楓 鉢などから切ったら直ちに、根元の皮をそぎ、ブランデーなどのアルコールに数秒、つけておく。(アルコール度数は高いほうが効果が高いと言われている)
■柑橘類、タンジェリン 鉢などから切ったら直ちに、切り口に切り込みを入れ、塩酸に数秒、つけておく。
■中国桔梗、竹 根元を叩いて切り口を広げ塩をすりこみます。
■クチナシ、芍薬 切り口をミント・オイルに浸けます。
■チューリップ 生ける水に銅(十円玉でも可)を入れます。

 

 

 

 

 葉から水の発散を抑える

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■葉の裏を水に漬け、気孔を塞ぎます。
■不要な葉はとり除き、なるべく葉は少なくします。
■枝や花を風にさらさないようにします
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